保健科学研究科 理学療法学・作業療法学専攻 修士課程

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未来を創造する:保健科学の進歩を牽引する人材を育成します

 (通信制)保健科学研究科理学療法学・作業療法学専攻への関心をお寄せいただき、誠にありがとうございます。

 本専攻では、保健科学の基礎から応用までを学び、心身機能障害や生活機能障害に関する研究課題に取り組むための知識と技術を修得することを目指しています。令和6年度4月より、理学療法学と作業療法学の統合によって、より高度で専門的な教育研究が可能となり、それぞれの分野の多様化と高度化を支える優れた人材を養成したいと考えています。

 本専攻の特長は、通信制の大学院教育を通じて、社会人の方々が仕事と学びを両立できる環境を提供していることです。また、本専攻では、臨床保健科学、地域保健科学、教育方法技術などの選択科目を含む幅広い教育を行い、一人ひとりの学生の研究指導に力を入れています。

 皆様が持つ豊かな経験と熱意、そして教員の専門知識と丁寧な指導が結集することで、未来の保健科学分野におけるリーダーを育成する研究科となることを心より願っております。本専攻で学ぶことで、理学療法士・作業療法士としての指導的役割を担う高度専門職を目指していただければ幸いです。

 本研究科の教育理念や特長にご興味を持っていただけましたら、ぜひWEB入学相談フォームからの事前相談をご検討ください。皆様の進学を心よりお待ちしております。

保健科学研究科長 京極 真

教育目標

本研究科では、保健科学の基礎から応用まで学び、心身機能障害や生活機能障害に関する研究課題を解決できる知識と技術を修得し、理学療法学・作業療法学に関する高度な教育研究ができるようになる教育課程を編成しています。

研究科の特色

特色1
通信制で「修士(保健学)」を修得可能
特色2
仕事と両立できる大学院教育の提供
特色3
指導的役割を担う高度専門職としての理学療法士・作業療法士の養成
特色4
理学療法士作業療法士学校養成施設指定規則の専任教員要件に対応したカリキュラム

3つのポリシー

学位授与方針(ディプロマポリシー)

問題解決能力の基礎となる保健科学の基礎から応用まで学び,理学療法学と作業療法学の対象となる人々の健康上の問題を具体的に解決するための心身機能障害や生活機能障害に関する知識を体系的に修得した上で,理学療法学と作業療法学に関する高度な研究能力を備えた人に修士(保健学)の学位を授与します。

教育課程の編成・実施方針(カリキュラムポリシー)

実践場面で抱える問題や疑問を研究に結びつける論理的思考能力や表現技術を修得させるため,必修科目として研究法に関する科目と研究実施に関する特別研究を開講します。また,選択科目として高度な保健科学的知識や理学療法学・作業療法学に関する体系的知識を修得させるための科目を開講します。さらに,IT技術を利用した遠隔教育で仕事と研究の両立を目指す理学療法士・作業療法士を支援します。

学生の受け入れ方針(アドミッション・ポリシー)

理学療法士,作業療法士として臨床活動や養成教育における資質と指導的役割のさらなる向上を目指し,「実践における疑問を研究で解く」という理念に共感した上で,保健科学の基礎から応用まで学び,理学療法学と作業療法学に関する高度な技術を身につけ,対象となる人々の心身機能障害や生活機能障害を改善し,健康的な生活の構築に寄与できる高度な専門的職業人を志している人です。

修士論文指導担当教員

職名 教員氏名 専門・研究分野
研究科長・教授 京極 真
きょうごく まこと
作業科学、作業行動学、作業機能障害、OBP2.0、信念対立解明アプローチ
学長・教授 河村 顕治
かわむら けんじ
CKCによる変形性膝関節症の運動療法の研究、CKC のバイオメカニクス研究、3次元動作解析と筋張力シミュレーション解析、ファインワイヤー針筋電図を用いた動作筋電図解析、筋電気刺激を利用した生活習慣病改善のための研究
教授 岩田 美幸
いわた みゆき
作業療法教育
教授 髙橋 淳
たかはし あつし
内科学、血液・腫瘍内科学、腫瘍生物学、細胞生物学、感染症疫学、免疫学
教授 中嶋 正明
なかじま まさあき
物理療法、運動学
教授 原田 和宏
はらだ かずひろ
リハビリテーションの効果検証、脳卒中の理学療法、機能的な予後、測定尺度の検証、観察による歩行動態評価、新たなリハビリテーションアウトカムの創出
教授 樋口 博之
ひぐち ひろゆき
エネルギー消費量の簡易測定法と精度に関する研究
教授 森 芳史
もり よしふみ
関節軟骨の発生・維持
准教授 井上 茂樹
いのうえ しげき
ヒトの生存と寿命に関わる環境要因について、足部環境の違いが歩行に及ぼす影響について
准教授 井上 優
いのうえ ゆう
介護予防、転倒予防、フレイル・ロコモ予防、臨床疫学、健康増進
准教授 狩長 弘親
かりなが ひろちか
高次脳機能障害、地域包括ケアシステム、発達性協調運動症
講師 熊岸 加苗 *
くまぎし かなえ
変形性膝関節症におけるメカニカルストレスが関節軟骨に及ぼす影響について(運動学的・分子生物学的解析)
講師 寺岡 睦
てらおか むつみ
作業機能障害、信念対立解明アプローチ、OBP2.0、作業科学、作業療法理論
講師 三宅 優紀
みやけ ゆき
園芸療法 園芸福祉 作業機能障害
講師 山本 倫子 *
やまもと ともこ
精神障害リハビリテ-ションに関する研究、勤労者の労働形態に関する研究

*研究指導補助教員(副指導)
※教員氏名をクリックするとresearchmap(研究者情報データベース)へジャンプします。

カリキュラム

  授業科目名 授業
形態
配当年次 単位数 必修選択
必修科目 保健科学研究法 T 1 2
保健科学研究法特論 T 1 2
保健科学研究法演習 S 1 2
選択科目 臨床保健科学特論 T 1・2 4
地域保健科学特論 T 1・2 4
教育方法技術特論 T 1・2 4
専門選択科目 心身機能障害援助特論 T 1~2 8
心身機能障害援助特論演習 S 1~2 2
生活機能障害援助特論 T 1~2 8
生活機能障害援助特論演習 S 1~2 2
総合科目 特別研究 TS 1~2 10

T=印刷授業科目 S=面接授業科目 TS=印刷授業と面接授業の複合科目
◎=必修授業科目  ○=選択授業科目

修了要件

必修科目3科目6単位、選択科目1科目4単位以上、専門選択科目2科目10単位、総合科目1科目10単位、合計30単位以上を修得し、かつ必要な研究指導を受けた上で、当該大学院の行う修士論文の審査及び最終試験に合格すること。

行事予定表

スクーリング日程・会場

日付 1年次生 会場
8月16日(金)
8月17日(土)
8月18日(日)
保健科学研究法演習
特別研究
吉備国際大学 高梁キャンパス
11月1日(金)
11月2日(土)
11月3日(日)
保健科学研究法演習
心身機能障害援助特論演習
生活機能障害援助特論演習
特別研究
吉備国際大学 高梁キャンパス
1月24日(金)
1月25日(土)
1月26日(日)
心身機能障害援助特論演習
生活機能障害援助特論演習
特別研究
吉備国際大学 高梁キャンパス

※印刷授業の科目修了試験は、冬期スクーリング期間を利用して行う予定です。

入試案内

出願に際して

出願前に研究指導を希望する教員・研究テーマについて、以下の研究科WEB入学相談から事前相談をお願いいたします。
また、大学院の入学試験出願に際して、個別の資格審査を希望する方も早めにご相談ください。

※研究指導教員の専門分野・研究テーマ等については、「修士論文指導担当教員」をご覧ください。

研究科WEB入学相談

保健科学研究科 理学療法学・作業療法学専攻では、研究指導を希望する教員、研究テーマ、受験資格、カリキュラム、スクーリングなど、通信教育を始めるにあたってのご質問に研究科教員が直接お答えいたします。

※出願前にご自身の研究テーマについて、研究指導が可能かどうかについてご相談をお願いいたします。
※研究指導教員の専門分野・研究テーマ等については、「修士論文指導担当教員」をご覧ください。
※相談内容とそれに関わるすべての情報については守秘いたします。安心してご相談ください。

□ 研究指導を希望する教員
□ 研究テーマ
□ 受験資格
□ カリキュラム
□ スクーリング
□ 学修の進め方
□ その他

学生募集要項

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